もし、もしもだよ?
旦那の浮気で離婚することになったら、何をしたらいいのかな?
正直、やることは山積みよ。
浮気の事実だけで疲労困憊だから、分かりやすくコンパクトに教えてほしいな。
分かったわ。
そんな大変な状況の妻でも読み進めやすいように、紹介していくわね。
旦那の浮気で離婚する前に準備すること
まずはここから初めるのよ。
離婚前準備1 浮気の証拠を掴んでおく
離婚の話し合いで重要になってくるのが、旦那の浮気の証拠です。
証拠もなしに旦那を問い詰めても説得力がないため誤魔化されてしまったり、逆ギレされたりしかねません。
浮気の証拠には、
- 浮気相手とのやりとり
- 通話記録
- 浮気相手との写真や動画
- デートで行ったお店のレシート
- ホテルのカード
- SNS
への投稿など様々なものがあります。
旦那と浮気相手が密会したという事実だけでなく、肉体関係があったことの分かるものだと証拠としての能力はさらにアップします。
肉体関係の証拠が手に入れば旦那は言い逃れもできないしね~。
もし話し合いで今のところは離婚をしないという結論に至ったとしても、浮気の証拠を手に入れたということは旦那の弱みを握ったも同然なので、今後何かと役に立つときがくるでしょう。
ですので、離婚をする・しないに関わらず、浮気の証拠はがっちり掴んでおくべきなのです。
また、証拠隠滅をされないようにコピーをとっておくなどの対策もしておきましょう。
離婚前準備2 自分の気持ちを再確認する
旦那が浮気をして離婚を考えたときに、「離婚したいけど本当に離婚してしまってもいいのかな」と悩む人は少なくありません。
それは離婚後の生活に不安があったり、旦那が改心してまたやり直せるのでは?と旦那に期待したりしているからです。
離婚には金銭的にも肉体的にも大変な労力がかかります。
それ以上に、精神的な負担は相当なものだわ。
「本当に離婚をしてもいいのかな」と不安に思いながら離婚をするのはちょっと危険です。
中途半端な覚悟で離婚をすると、離婚後になにか辛いことが起きた時、「あのとき離婚をしていなければこんな思いをせずに済んだのに・・・」と自分を責めて、さらに辛い思いをすることになります。
離婚すべきか悩んでいる時点では、まだ覚悟ができていないので離婚すべきではありません。
覚悟が決まるのは、自分自身が精神的にも金銭的にも自立する準備ができた時よ。
覚悟を決めて離婚をしていれば、離婚後に辛い状況になったとしても「あの結婚生活を続けているよりはマシだ」とプラス思考で頑張れるのです。
また、旦那の浮気が発覚して頭に血がのぼり、すぐにでも離婚届を叩きつけたくなる気持ちもわかりますが、一時的な感情の高ぶりで離婚に踏み切るのもやめましょう。
- 本当に離婚をしてよいのか?
- 離婚後の生活は問題ないのか?
- 子どもなど離婚に巻き込まれる周りの人のことは考えたのか?
と言ったこと落ち着いてよく考えてから決断しましょう。
離婚前準備3 離婚の種類を知っておく
ひとくちに離婚といっても、離婚の方法はいくつかあります。
いちばん手軽で負担が少ないのは「協議離婚」です。
これは日本で最も多く行われている離婚の方法で、夫婦間の話し合いで離婚することを決めるというものよ。
夫婦がお互いに離婚することで意見が一致していて、慰謝料や財産分与などお金についての条件や、子どもの親権について揉めることなく話がまとまれば、最短で離婚を切り出したその日のうちに離婚届を提出して離婚ができてしまいます。
一方、
- 夫婦の一方が離婚をすることに反対している
- 子どもをどちらが引き取るのか決まらない
- 慰謝料の金額が決まらない
など夫婦二人の話し合いではどうにもならない時、「離婚調停」という次のステップに進みます。
離婚調停は家庭裁判所で「調停委員」という夫婦とは普段関わりのない第三者を介して離婚の話し合いをすることです。
この調停委員が、
- 離婚をせずやり直す方法はないか
- 子どもの親権はどちらがとるべきか
- 請求している慰謝料は妥当なのか
などアドバイスをし、話し合いをまとめる手助けをします。
それでも話がまとまらないと最終的に「離婚裁判」で争うことになります。
離婚の話し合いの長期化を見越して、早めに弁護士に相談しておいたほうが良いケースもあるのよ。
夫婦二人での話し合いで話がまとまらなかった場合、別の道があるということを知っていると、心に少し余裕が生まれます。
離婚において焦りは決断は禁物です。
早く結論を出そうとせず、落ち着いて冷静に今後のことを考えましょう。
離婚を決意したら考えたい今後の生活のこと
妻にとってはここが1番なところ・・・。
離婚後の生活問題1 住む場所
離婚をして家を出るとなると、その後住む場所を確保しなければなりません。
妻の実家に身を寄せることができれば安心なのですが、それが難しい場合はアパートやマンションを借りることになります。
しかしそれらの賃貸物件に入居するには、家賃を払うことができるかという入居の審査に通らなければなりません。
そして一定の収入がある職に就いていなければ、審査に通ることが難しいです。
その場合は、無収入であっても比較的入居しやすいウィークリーマンション・マンスリーマンションに住みながら働き、落ち着いたら改めて引っ越しするというのが良いでしょう。
離婚後の生活問題2 収入
生きていくためにはお金が必要です。
旦那の浮気による慰謝料や財産分与、子供がいる場合は養育費や児童手当(離婚しなくてももらえます)・児童扶養手当など、離婚することでもらえるお金もあります。
しかしそれらは必要なときにすぐに手に入るとは限りません。
離婚後しばらくすると旦那からの養育費が滞るというのもよく聞くよね~。
もらえるお金・使える制度をフル活用するのはもちろんのこと、自分自身でも収入を得ていく必要があります。
離婚後の生活問題3 仕事
これまで正社員として働いていた人は、引き続きその仕事を続けることができます。
しかし専業主婦として家事育児に専念してきた人は、生活のためには新たに職を探さなければなりません。
パートとして働いてきた人も、生活できるだけの収入を得ようと思うと、正社員登用を目指したり別の仕事を探す必要もでてくるでしょう。
条件に合う仕事に就くというのは、そう簡単なことではありません。
ハローワークなどの公的な支援サービスも活用して、早めに仕事探しを始めるのがおすすめよ。
離婚後の生活問題4 子どものケア
両親の離婚により、少なからず子どもは心に傷を負います。
離婚後に住む場所によっては、学校を転校したり幼稚園・保育園を転園したりする必要があり、子どもにとってこれは大きなストレスとなります。
子どもは離婚の被害者だよね。
新しい生活を子どもが受け入れられるよう、しっかりと支えましょう。
子どもの気持ちや針路のことを考えると、独り立ちするまでは離婚をしないという選択をする夫婦も少なくありません。
離婚後の生活問題5 自分の心のケア
離婚後の生活は、なかなか理想通りにはいきません。
思った以上に苦労の連続で、気が滅入ってしまうこともあるでしょう。
それなりの覚悟を持って離婚をしても、孤独を感じる人も少なくありません。
そんなとき、友人でも両親でも精神的な支えとなってくれる人の存在はとても貴重です。
悩んでいる時は、話をするだけでも少しは心が軽くなったりします。
そういった悩みを話せる相手を大切にし、自分の心が潰れないようにしましょう。
旦那の浮気が原因で離婚する場合の切り出し方
離婚に向けての下準備や心づもり、離婚後の生活の目処がある程度立ったら、いよいよ旦那に離婚を切り出す時です。
話を切り出すときは落ち着いて冷静に話すことを心がけてください。
感情的になったり焦って話を進めようとしたりすると、きっとあとで悔やむことになります。
自分ひとりで話し合いをするのが不安であれば、親や友人など信頼できる人に同席を頼んだり、話がこじれることが予想できているのであれば、早めに弁護士を入れるのも良いでしょう。
離婚を切り出す際のポイントや例文を紹介しておりますので参考にしてください。
これらのポイントを押さえて話し合いをスムーズに、そして有利に進めましょう。
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