旦那の浮気を許したいけど許せない場合、自分目線以外で見ることも大切だって知ってる?
どういうこと?
つまり、子供には父親が必要だと割り切るの。
子供のことを考えたら離婚して悲しませるわけにはいかないもんね。
もしも子供に父親がいなかったら
子供に父親がいなかったら、、って考えてみて?
父親を恋しがる
当たり前ですが、突然父親が家にいなくなったら子どもは戸惑いますよね。
妻にとっては悩みに悩んだ末の離婚であっても、子どもにとってはそんなことはわかりません。
いなくなった父親のことを思って、きっと恋しく感じるでしょう。
ひどい夫であっても、ひどい父親であるとは限りません。
DV等の虐待をしていない限り、大抵の子どもは父親に懐いていることがほとんどだよね。
子どもが父親の存在を認識している年齢なら、寂しさから母親に何度も父親の所在を聞いてくるかもしれません。
母親にとっては答えに詰まる質問ですね。
また、子どもが小さく父親を覚えていない場合でも恋しく思うことはあるでしょう。
家族連れの多い公園や学校行事等、父親のいる家族に触れる機会は意外と多いものです。
どんなに母親が愛情を注いでいたとしても、父親のいる家族に憧れをもつことが一度はあるはずです。
そういったことから見ても、子どもから父親の存在を忘れさせるというのは無理なことなのかもしれません。
周りからからかわれる
子どもというのは良くも悪くも正直です。
自分とは違うものに興味をもち、それが変だと感じれば口に出すことも珍しくありません。
父親がいないというのは、きっと父親のいる子どもにとっては不思議に感じることでしょう。
子ども同士の間でからかわれるかもしれません。
そんなわが子を常に母親が守ってあげることができればいいですが、それは子どもが成長すればするほど難しくなります。
幼い時期であれば子どもも悪意なく口に出すだけで終わりますが、成長してからなら悪意をもったいじめにも発展しかねません。
残念だけど子ども社会では、マイノリティーというのはいじめの標的になりやすいよ。
もちろん、父親がいないからといって必ずしもいじめられるとは限りません。
しかし、そういったリスクが増えるということは否めないでしょう。
また、離婚をすれば苗字も変わってしまいます。
引っ越しや進学等の区切り時期であれば目立つこともないでしょうが、そうでなければ他の子どもの関心をひくことは目に見えています。
両親の離婚というのは、親の見えないところでも子どもに影響を与えるということを覚えておきたいですね。
寂しい思いをする
離婚をした場合、母親が家計を支えようと働きに出るケースは珍しくありません。
父親からの養育費があるとはいえ、離婚をすればそれまでのような金銭的な余裕はでてこないでしょう。
また、ひどい旦那なら養育費すら払わないということも考えられます。
親ならば「子どもに不自由な暮らしをしてほしくない」と、働く選択肢を選ぶことは決して間違っていません。
しかし、それまでの子どもと十分に関わる時間があった生活から、働きに出ることでその時間はグッと少なくなってしまうでしょう。
また外で働くことで、精神的にも肉体的にも疲労が増えることは否めません。
残念ながらこれは避けられない事実です。
子どもにとっては父親がいなくなっただけでもストレスなのに、支えとなる母親との時間まで少なくなれば寂しさが募っていくのは当然のことだと言えますね。
そんな悲しさは、子供の成長にも影響を与えることを忘れちゃいけないね。
多くの場合、子どもの非行には愛情への渇望が関係しています。
父親のいない子どもが必ず非行に走るということはありませんが、そういったリスクが増えてしまうのは仕方がないのかもしれません。
いずれにしろ金銭的な不安もあるでしょうが、子どもの心の穴を埋めることができるのは母親だけです。
そうした面も踏まえて離婚は考えるべきでしょう。
金銭的に不自由する
旦那に常識があれば、離婚したとしても子どものために生活費や養育費をきちんと支払うでしょう。
しかし、世の中常識のある人ばかりではありません。
自分の遊ぶお金欲しさに、子どものことも考えず支払いを踏み倒す男性もいます。
そういった場合、行政からの援助だけでは母子が生活するのにギリギリな環境になることは想像に難くありません。
母親が働きに出たからといって、そういった金銭的な不安がなくなることもないしね・・・。
離婚をすることは、そういった金銭的な不自由を子どもにかけてしまうということでもあります。
出来ることならば旦那はATMだと割り切って生活するのが、子どもの金銭的な負担を考えると良いのかもしれませんね。
自分の気持ちも大切だけど、子供優先で考える
浮気をした旦那とそのまま一緒に生活するというのは、精神的にも辛いことだと思います。
許せないという気持ちをもつのは至極まともな人の反応です。
しかし、親の都合で離婚するには子どもの存在は無視できません。
離婚が子どもに与える影響は、大人が思っているよりずっと大きいことを覚悟しておきましょう。
自分の気持ちに無理に嘘をつく必要はありませんが、まずは子ども優先で考えてみてください。
子どもはいずれ大人になります。
それまでの辛抱だと割り切って、父親のいる家庭を続けるということも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。
それが子どもにとってもあなたにとっても、もしかすると最善の選択になるかもしれませんよ。
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