今日は旦那の借金が発覚したら離婚すべきかどうか見ていくね。
妻に隠し事ってだけでイヤなのに、そこにお金が絡むなんて最悪だよ~。
旦那の借金が発覚したら確認する5つのこと
1人で離婚を決める前に、まずはこの5つを旦那に聞いてみて。
借金した理由はなにか?
旦那の借金を知った妻は、頭が真っ白になりパニックになるかもしれません。
予想外のことに焦ってしまうのも無理ないのですが、できるだけ落ち着いて冷静に旦那を問いただしましょう。
- なぜ借金をしたのか
- 何にそんなお金が必要だったのか
というのは、今後の夫婦のあり方を考えるときに重要なポイントとなってきます。
借金の理由によっては離婚を考える方もいるでしょう。
借金の総額はいくらか?
旦那の借金を知った妻がいちばん気になる点であり、借金を隠していた旦那がいちばん言いにくい点です。
頭ごなしに怒って問い詰めると、旦那は本当の金額を言うのはマズイと思い、実際より少なめに申告してしまいかねません。
ここは怒りをぐっと抑えて訊ねないといけないんだね。
旦那自身も金額を正確に把握していないというマズイ状況だったり、もしかしたら想像以上の金額が発覚してめまいがしてしまうかもしれませんが、冷静に事実を受け止めなければなりません。
借入先はどこか?
どこから借金をしているのか、何社から借金しているのかというのも重要な確認事項です。
借金は、
- 銀行
- 消費者金融
- クレジットカード会社
- 闇金
- 友人
- 親族
など、いろいろなところからできます。
借入先が多ければ多いほど返済に手間がかかります。
一社の返済が間に合わず、別の会社から借りたお金で返済するというのを繰り返す、「多重債務」に陥りかねません。
どうしてその額になったのか?
旦那はいつから借金をしていたのでしょうか?
実は結婚前から借金をしていて、その利息が膨らんでとんでもない総額になっているのかもしれません。
軽い気持ちで一度借金をしたことで味をしめて、何度も繰り返しトータルの金額が膨れ上がったのかもしれません。
借金を繰り返す人は、浮気を繰り返す人と同様に、「もう二度としない」と言ってもまた必ずします。
一時的な借金なのではなく長期間に渡る慢性的な借金グセがある旦那とは、離婚を視野に入れたほうが良いかもしれません。
担保を付けて借金しているか?
借金をするには「担保」が必要な場合があります。
「担保」とは、借金が返せなくなったときはお金の代わりにそれ差し出し、借金の返済をチャラにするという約束をしている物のことです。
例えば
ということです。
家や土地を担保にすると多額の借り入れができます。
しかしこのように不動産を担保にすると、借金の返済ができなくなった時に住む場所を取り上げられる結果となります。
旦那が借金をした際に何か担保を入れてないか必ず確認しましょう。
旦那名義の借金は妻も払う義務がある?
夫婦なのだから旦那の借金は妻も一緒に返済しなければならないと考えている人は少なくないでしょう。
しかし旦那個人の借金の場合、基本的には妻は支払う義務がありません。
旦那名義の借金であっても妻も返済しなければならないのは、
- 生活のための借金である場合
- 妻が保証人や連帯保証人になっている場合
です。
これは安心!
でも生活費のための借金って・・?
生活のための借金とは、
- 家賃
- 食費
- 日用品代
- 医療費
- 子供の教育費
など旦那個人ではなく家族の生活に関わっているお金のことを指します。
こういった生活費は家族の生活のための借金だから、妻にも返済義務があるんだよ。
また、旦那名義の借金で妻が保証人や連帯保証人になっている場合は妻にも返済義務があります。
しかし、旦那の借金の存在を知らなかったのに妻が保証人・連帯保証人になっているということは、旦那が妻に無断で印鑑を持ち出し署名を偽造したということになるので、それはそれで別の大問題(有印私文書偽造という犯罪)です。
旦那の借金で離婚は正解?
旦那の借金=即離婚という判断が一概に正しいとは言えません。
旦那に実は借金があることを突然知った妻はパニックになり、頭が真っ白になるかもしれません。
借金発覚後の行動の選択肢は、以下の2通りあります。
- 離婚をする
- 夫婦で一緒に借金を片付けていく
突然の旦那の借金発覚で焦って頭ごなしに怒鳴ってしまったりしても無理はないですが、なるべく落ち着いてまずは借金の理由を探りましょう。
その理由によって今後の夫婦関係をどうするかが大きく左右されます。
わけの分からない理由だったら納得できないよね。
例えば、
- ギャンブル
- 風俗
- 浮気相手に貢いだ
- 趣味の遊び
といった理由でお金が必要で借金をしたなど、自分の私利私欲の借金であれば、その旦那はまた借金を繰り返す可能性が非常に高いです。
その場は妻が借金を立て替えて返済したとしても、
- 「いざとなったら妻がどうにかしてくれる」
- 「家計のお金でどうにかなる」
と、これで味をしめてしまう旦那も存在します。
旦那とともに借金という苦難を乗り越えていこうという妻の覚悟をぶち壊す結果だよね。
そうなると、妻が一度は夫婦関係を続けると決意したとしても、いずれ離婚という選択をとる結末となることが考えられます。
それに備えて、旦那が有責(離婚の原因を作ったという意味)であるという証拠になりそうなものは日々集めておきましょう。
理由は何であれ、相手が悪いという明確な証拠を集めておくと、いざという時の武器になります。
備えあれば憂いなしだね。
旦那の借金が理由で離婚したいと妻が思っても、簡単には頷かない旦那が多いです。
そうなると離婚を成立させるためには、
- 時間
- お金
- 体力
- 精神力
といったように大変な労力がかかります。
離婚を望むからにはそれ相応の覚悟をもって挑もうね。
また、もしも借金の理由が家族のためのやむを得ないものであった場合は、離婚という選択を取らない夫婦が圧倒的に多いです。
例えば、
や
という理由で借金を作っていた場合です。
一時的な資金不足による借金は家計の貯蓄から返済したり、親族から借りて返済をするという選択をする人が少なくありません。
しかし借金をした理由は止む終えないものだったとしても、借金をしたという事実を妻に隠していたという点は問題ですよね。
借金を隠していた理由が例え妻に心配をかけないためだとしても、嘘をついてごまかす癖がつくと、また別の問題も同じように隠そうとするのです。
借金問題を一時的に夫婦で乗り越えたとしても、このことがきっかけで妻が旦那に対して不信感を持ち、夫婦関係が険悪化する恐れもあります。
お金の問題は非常に根深いものです。
お金に関する価値観の不一致は離婚理由としても少なくありません。
借金は片付いたからもう大丈夫だと安心せず、夫婦でしっかりと話をしておきましょう。
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